「ダイアネティックス」は、ギリシャ語で「…を通して」を意味する「dia」と、「心」または「魂」を意味する「nous」に由来しています。ダイアネティックスはさらに、「魂が身体に対して行っていること」と定義されます。
ダイアネティックスは、不合理な恐れ、動揺、不安に加え、(心因性の病気とされる)説明の付かない苦痛や感覚、感情の源を明らかにし、そうした状態に対する有効な対処法を示しています。
ダイアネティックスの手順を実践する中で、こういった状態の根源は、細胞でも細胞の記憶でもなく、時を超えたひとつの存在性であることが明らかになりました。「前世」の発見に続き、「外在化」の現象が発見されました。外在化とは、完全に目覚めていて意識のある状態で、人の精神が身体から離れることです。この発見により、人は精神的存在であるという避け難い結論に達したことで、サイエントロジーという宗教が誕生しました。
サイエントロジーは「精神そのもの、宇宙、他の生命との関わりにおいて、精神を学び扱うもの」と定義されています。サイエントロジーを実践することにより、人は自分の精神的な意識と能力を向上させ、自分自身の不滅性を実現することができます。
ダイアネティックスは、出版された当初は推測されていなかったかもしれないにせよ、実際には人間の精神を扱っていたのです。ダイアネティックスは、サイエントロジーの先駆けであり、その一部を成す研究です。